【NANA分析】2026年10月2日 東証バリュー株スクリーニング|高配当銘柄5選

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【投資に関するご注意】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。記事中の意見は筆者個人の考えです。投資の最終判断は、ご自身でお願いします。

分析日時:2026年10月2日 18:01 | 対象:東証44銘柄 → 基準を通過:4銘柄
※取得データに異常があった1銘柄は、掲載から除外しました。また2銘柄は、取得できた項目が5件未満のため判定できていません。

🌅 はじめに:数字だけ見て選んで大丈夫?

二交代の仕事をしていると、日中に株価をこまめに見るのはむずかしいですよね。私もそうです。

だからこそ、「配当が高い」「割安」といった数字だけで選んでしまいがちです。でも、数字には落とし穴もあります。借金が多い会社は、金利が上がると苦しくなりやすいからです。

この記事では、東証の44銘柄を8項目のチェックにかけた結果と、10月2日の相場、日銀の利上げのポイントを、やさしくまとめます。

✅ 先に結論

  • 44銘柄のうち、基準を通過したのは4銘柄でした。
  • 8項目すべてをクリアしたのは積水ハウスだけでした。
  • 通過した4銘柄のうち3銘柄は、不動産・住宅関連です。
  • 10月2日は、相場全体が下がり、不動産株が売られた日でした。
  • 日銀は9月に利上げをしています。借金の多い不動産株では、金利が大事なチェック点だと思っています。

📊 8項目スクリーニング通過銘柄

銘柄名 コード 株価 配当利回り PER PBR ROE スコア メモ
積水ハウス 1928 3,310円 ✅ 4.33% 8.4倍 0.95倍 12.26% ★★★★★★★★ (8/8) 財務が堅め
ヒューリック 3003 1,684円 ✅ 3.9% 10.71倍 1.35倍 13.07% ★★★★★★☆☆ (6/8) 借入が多め
野村不動産HD 3231 853円 ✅ 5.03% 8.83倍 0.91倍 9.6% ★★★★★★☆☆ (6/8) 借入が多め
第一生命HD 8750 1,786円 ✅ 3.96% 14.73倍 1.41倍 13.58% ★★★★★☆☆☆ (5/8) 今回は詳しい分析なし

✅=配当利回り3.75%以上 | スコア=8項目中のクリア数 | ★=クリア ☆=未クリア | 株価・指標は2026年10月2日時点

👑 NANAの市場総評:10月2日の相場

2026年10月2日(金)の東京株式市場は、日経平均が前日比647円安の68,309円となり、3日ぶりに下がりました。前の2日間で3,400円以上上がっていたため、その反動で利益を確定する売りが出た形です。

業種別に見ると、上がったのは非鉄金属・鉱業・石油石炭製品・海運の4業種だけでした。中東情勢の報道で原油が上がり、資源関連が買われた一方、ほかの業種は下がりました。不動産業は約2.5%安と、下落率の上位に入っています。

つまり、今回のスクリーニングに通った不動産・住宅関連の株は、「相場全体が下がった日に、数字の上では割安に見えた銘柄」です。私は、割安だからといってすぐ安心せず、金利と原油の動きを見ながら、じっくり見ていきたいと思っています。

💴 Hanaの為替・金利・原油メモ

  • ドル円:10月2日の夕方(17時台)は157円56銭でした。前日の夕方より、約0.6円の円高です。
  • 日銀の利上げ:日銀は9月17・18日の会合で、政策金利を1.0%程度から1.25%程度に引き上げました。約31年ぶりの高い水準です。借入が多い会社ほど、利払いの負担に注意が必要です。
  • 次の利上げ:野村證券は、次の利上げを12月とみています(10月は少数のシナリオ)。これは一社の予想なので、決まったことではありません。
  • 原油:NY原油は10月1日の終値が1バレル92ドル台でした。10月2日の引け後には89ドル台へ急に下がっています。値動きが大きいので、しばらく注意が必要です。



📊 Yukiの注目銘柄TOP3 詳細分析

※「有利子負債比率」は、自己資本(会社の自分のお金)に対して、利子をつけて借りているお金がどれくらいあるかを示す数字です。100%なら自己資本と同じ額、200%なら自己資本の約2倍の借入があるという意味です。

① 積水ハウス(1928)スコア 8/8

👑 NANA:8項目すべてをクリアしたのは、今回この銘柄だけでした。

📊 Yuki:PER8.4倍・PBR0.95倍は、会社の資産の価値にほぼ近い株価です。配当利回りは4.33%、自己資本比率は42.74%と、「稼ぐ力」と「財務の余裕」のバランスがよいと見ています。

  • 良い点①:自己資本比率42.74%は、今回の4銘柄の中で最も高く、借入への依存度が低めです。
  • 良い点②:ROE12.26%。株主から預かったお金を、効率よく使って稼ぐ力があります。
  • 注意点:有利子負債比率は88.51%(自己資本の約0.9倍)です。ゼロではないので、金利が上がると利払いが増えるかもしれません。

※積水ハウスは9月10日に中間決算の資料(決算短信)が出ています。最新の内容は、会社の公式サイトの適時開示で確認してください。

② ヒューリック(3003)スコア 6/8

👑 NANA:都心の駅近くにビルを多く持つ、「資産バリュー」の代表的な会社です。ただし、財務面に気になる点があります。

📊 Yuki:ROE13.07%は高く、稼ぐ力は十分です。一方、有利子負債比率は242.1%で、自己資本の約2.4倍の借入があります。金利が上がる局面では、利払いの増加に注意が必要です。

  • 良い点①:ROE13.07%と、資本の使い方が上手です。
  • 良い点②:配当性向42.6%。利益の半分以下を配当に回していて、無理のない水準だと思います。
  • 注意点:有利子負債比率242.1%、自己資本比率26.05%と、借入に頼った財務構造です。

③ 野村不動産HD(3231)スコア 6/8

👑 NANA:配当利回り5.03%は、TOP3の中で最も高く、配当を重視する人には気になる水準です。PBR0.91倍と、会社の資産の価値より低い株価になっています。

📊 Yuki:PER8.83倍と割安に見えます。ただ、有利子負債比率は199.59%(自己資本の約2倍)で、ヒューリックと同じく借入が多めです。ROEは9.6%で、TOP3の中ではやや控えめです。

  • 良い点①:配当利回り5.03%は、高配当をさがす人にとって魅力的な水準です。
  • 良い点②:PBR0.91倍と、資産の価値に対して株価が低めです。
  • 注意点:自己資本比率28.5%、有利子負債比率199.59%と、財務の余裕はそれほど大きくありません。

📚 最新マネー誌で確認したいポイント

最新号を調べたところ、次のような特集が組まれていました。(本文は有料のため、ここでは特集の方向性だけを紹介します。各誌の個別の評価・順位は載せていません)

  • 会社四季報 2026年秋号(9/16発売):4〜6月期の決算をふまえた、独自の2期予想が特徴です。「業績の伸び」と「株主還元の強化」がテーマになっています。別冊の「プロ500」秋号には、高利回りや連続増配の特集もあります。
  • ダイヤモンドZAi 2026年11月号:10年配当株の特集、日本株500銘柄と米国株150銘柄の診断、最新の理論株価などが載っています。
  • 日経マネー 2026年11月号(9/18発売):特集の内容は、今回は確認できませんでした。12月号は10月21日発売の予定です。

気になる銘柄は、雑誌の予想とも見比べてみると、数字の読み違いに気づきやすくなります。

⚠️ 数字を読むときの注意点

  • データ異常の銘柄は除外しました。今回の分析では、取得した東京海上HDの数値(株価・利回り・PER・PBR)が、他の情報源と大きくズレていました。データ取得のミスの可能性が高いため、今回は掲載しません。数字をうのみにせず、元の情報で確かめることが大切です。
  • 株価は10月2日時点です。相場が動くと、利回りやPER・PBRも変わります。
  • 「割安」は「安全」ではありません。借入が多い会社は、金利が上がると利益が減ることがあります。
  • 最後はご自身で確認を。会社の適時開示(決算短信など)で、最新の数字を確かめてください。



📝 まとめ

  • 44銘柄を8項目でチェックし、通過したのは4銘柄。8項目すべてクリアは積水ハウスだけでした。
  • 10月2日は、相場全体が下がり、不動産株が売られた日でした。
  • 日銀は9月に1.25%へ利上げしました。借入の多いヒューリックや野村不動産HDは、金利の動きを見ておきたいと思っています。
  • 数字だけで決めず、四季報などの最新号や会社の開示資料も合わせて確認するのが安心です。

二交代で忙しくても、週末にゆっくり数字を見る習慣をつければ、コツコツ続けられると思っています。



⚖️ Lexからの免責事項

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。記事中の数値は2026年10月2日時点のスクリーニング結果で、誤りが含まれる可能性があります。投資の判断は、会社の公式資料などの一次情報をご自身で確認のうえ、自己責任でお願いします。

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参考にした情報:財経新聞「日経平均は反落、売り優勢も下げ幅は限定的」(2026/10/2)、世界一やさしい投資の学校「日経平均の概況【10月2日】」、日本経済新聞「日銀決定会合、1.25%に利上げへ」、野村證券ウェルススタイル「日銀の見通し」(2026年9月)、東洋経済新報社(会社四季報)、ダイヤモンド社(ダイヤモンドZAi)、日経BP(日経マネー)の各公式・書店ページ

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