EDINETに開示された信越化学工業株式会社(4063)の有価証券報告書をNANA視点で分析しました。
📊 財務サマリー(信越化学工業株式会社・2025-03-31)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 売上高 | 25,612.5 億円 |
| 営業利益 | 7,421.1 億円 |
| 経常利益 | 8,205.4 億円 |
| 当期純利益 | 5,340.2 億円 |
| EPS | 269.52 円 |
| 1株配当 | 106.00 円(単体) |
| ROE | 12.00% |
| 総資産 | 56,366.0 億円 |
🔍 NANA視点での分析(最終判断は投資家自身で)
📊 【信越化学工業(4063)】売買判断レポート
総合判定:🔴 売り・見送り|スコア 8.5/30点
| 軸 | スコア | 一言コメント |
|---|---|---|
| ① バリュー | 2.5/10 | PER・PBRとも割高水準、減益基調が重石 |
| ② マクロ | 5/10 | 円安恩恵はあるが中国需要減速など業種リスクあり |
| ③ 配当 | 1/10 | 利回り低水準、増配実績・自社株買い情報なし |
判断の根拠
- PER28.99倍・PBR3.04倍と、素材セクターの平均的なバリュエーション水準から見てかなり割高。市場は将来の成長期待を織り込んでいる状態と考えられます。
- 前期比で減益(-6.2%)となっており、ROE10.68%自体は悪くないものの、増益トレンドが崩れている点はネガティブ材料です。
- 配当利回り1.45%は市場平均より低く、インカムゲイン狙いの投資対象としては魅力が薄い水準です。配当性向41.98%自体は健全ですが、絶対利回りが低いため③軸の得点が伸びません。
- 半導体シリコンや塩化ビニルなど世界的なシェアを持つ輸出企業であり、円安局面では業績の押し上げ要因になり得ますが、中国経済減速や化学業界全体の需給悪化という逆風も同時に抱えています。
⚠️ 注意・リスク
- 自己資本比率・有利子負債比率のデータが不足しており、財務健全性の最終評価ができていません。追加データの確認が望まれます。
- 連続増配年数・自社株買いの実施状況が不明なため、株主還元姿勢を十分に評価できていません。
- 半導体・化学業界は世界景気や中国需要の影響を強く受けるため、業績変動リスクに留意が必要です。
NANAのひとこと
信越化学は世界的な技術力を持つ優良企業ではあるけれど、今のバリュエーションは正直「割高」の一言。減益トレンドと低い配当利回りを踏まえると、今すぐ飛びつく局面ではなさそうです。財務データが揃ったところで、もう一度冷静に見直したいですね。
※ 本レポートはNANA視点での情報提供です。投資の最終判断はご自身でお願いします。
⚠️ 本記事はNANA視点での財務分析をもとにした情報提供です。投資の最終判断は必ずご自身でお願いします。
データ出典:EDINET(金融庁)| 生成日: 2026年07月12日

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