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「ポートフォリオ」という言葉を聞いたことはありますか?投資の世界ではよく使われる言葉ですが、初めて聞くと「なんだか難しそう…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、ポートフォリオの考え方はとてもシンプルです。この記事では、投資初心者の方にもわかりやすく、ポートフォリオの基本から作り方まで解説していきます。
ポートフォリオとは「お金の置き場所の組み合わせ」のこと
ポートフォリオとは、かんたんに言うと「自分のお金をどんな資産にどれくらい振り分けているか」という組み合わせのことです。
もともとは「書類入れ」や「作品集」という意味の英語ですが、投資の世界では「資産の組み合わせ」を指します。
たとえば、100万円を持っているとして、
- 株式に50万円
- 債券に30万円
- 預金に20万円
このように分けて持っている状態が「ポートフォリオ」です。
なぜポートフォリオが大切なのか?
投資でポートフォリオを考えることが大切な理由は、「リスクを分散できる」からです。
卵は一つのカゴに盛るな
投資の世界には「卵は一つのカゴに盛るな」という有名な格言があります。
もし卵を全部同じカゴに入れていたら、そのカゴを落としたときに全部割れてしまいますよね。でも、複数のカゴに分けておけば、一つ落としても他の卵は無事です。
投資も同じで、一つの資産だけに全額を入れてしまうと、その資産が値下がりしたときに大きな損失を受けてしまいます。
分散することで安定する
株式、債券、不動産、預金など、さまざまな資産に分けて持つことで、一つが下がっても他でカバーできる可能性があります。これが「分散投資」の考え方です。
ポートフォリオを組むことは、この分散投資を実践することにつながります。
ポートフォリオに入れる代表的な資産
ポートフォリオを作るとき、どんな資産を組み合わせればいいのでしょうか?代表的なものを紹介します。
株式(かぶしき)
企業の一部を所有する権利です。値上がり益や配当金が期待できますが、価格の変動が大きいのが特徴です。
- リターン(利益):大きい
- リスク(値動き):大きい
債券(さいけん)
国や企業にお金を貸して、利子をもらう仕組みです。株式より値動きが穏やかな傾向があります。
- リターン:中くらい
- リスク:中くらい
預金・現金
銀行に預けているお金です。ほとんど増えませんが、減ることもありません。いざというときの備えになります。
- リターン:小さい
- リスク:小さい
投資信託(とうししんたく)
プロがいろいろな株式や債券をまとめて運用してくれる商品です。少額から分散投資ができるのがメリットです。
初心者におすすめのポートフォリオの考え方
「どんな組み合わせがいいの?」と迷う方のために、初心者向けの考え方を紹介します。
年齢で考える方法
よく使われるのが「100から自分の年齢を引いた数字を株式の割合にする」という考え方です。
- 30歳なら:株式70%、債券30%
- 50歳なら:株式50%、債券50%
若いうちはリスクを取れる時間があるので株式を多めに、年齢が上がるにつれて安定した債券を増やすという考え方です。
自分のリスク許容度で考える
「値動きが気になって夜眠れない」という方は、株式の割合を減らしましょう。逆に「多少の値動きは気にならない」という方は、株式を多めにしてもよいでしょう。
大切なのは、自分が不安にならない範囲で投資することです。
ポートフォリオは定期的に見直そう
一度ポートフォリオを作ったら終わりではありません。時間が経つと、値動きによって当初の割合が崩れてきます。
たとえば、株式50%・債券50%で始めたのに、株式が値上がりして株式60%・債券40%になることがあります。
このとき、株式を一部売って債券を買い足し、元の割合に戻すことを「リバランス」といいます。年に1回程度は確認してみましょう。
まとめ
ポートフォリオとは、自分のお金をどんな資産にどれくらい振り分けるかという「組み合わせ」のことです。
- ポートフォリオを組むことで、リスクを分散できる
- 株式、債券、預金など、さまざまな資産を組み合わせる
- 年齢やリスク許容度に合わせて割合を決める
- 定期的に見直し(リバランス)をすることが大切
投資を始めるときは、まず自分に合ったポートフォリオを考えてみましょう。「卵を一つのカゴに盛らない」ことを意識するだけでも、将来の資産形成がより安定したものになるはずです。
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