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「NISAとiDeCo、どっちがお得なの?」「両方やった方がいいの?」こんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
どちらも税金がお得になる制度ですが、仕組みや使い方がまったく違います。この記事では、NISAとiDeCoの違いをやさしい言葉でかんたんに解説します。
NISAとiDeCoってそもそも何?
まずは、それぞれの制度をかんたんに説明します。
NISAとは
NISAは「少額投資非課税制度」のことです。株や投資信託で得た利益に、通常は約20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資すれば、その利益が非課税(税金ゼロ)になります。
2024年から始まった「新NISA」では、年間360万円まで投資でき、非課税で保有できる期間も無制限になりました。
iDeCoとは
iDeCoは「個人型確定拠出年金」のことです。自分で老後のためのお金を積み立てて運用する制度で、毎月の掛け金が全額「所得控除」になるのが最大の特徴です。
所得控除とは、税金を計算するもとになる金額を減らせる仕組みのこと。つまり、iDeCoに入れたお金の分だけ、所得税や住民税が安くなります。
NISAとiDeCoの5つの違い
2つの制度の違いを、5つのポイントで比較してみましょう。
①目的の違い
- NISA:自由な資産づくり(教育費、住宅、老後など何でもOK)
- iDeCo:老後資金づくり専用
NISAは「いつでも使えるお金」、iDeCoは「老後まで使えないお金」と覚えておきましょう。
②お金を引き出せるタイミング
- NISA:いつでも引き出しOK
- iDeCo:原則60歳まで引き出せない
これが最大の違いです。iDeCoは途中で「やっぱりお金が必要」と思っても引き出せません。急な出費に備えたい方は、まずNISAから始めるのがおすすめです。
③税金のメリット
- NISA:運用で得た利益が非課税
- iDeCo:掛け金が所得控除+運用益も非課税
税金面だけで見ると、iDeCoの方がお得です。毎月2万円を積み立てた場合、年収500万円の方なら年間約4万8000円も税金が安くなる計算になります。
④投資できる金額
- NISA:年間360万円まで(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)
- iDeCo:月額1万2000円〜6万8000円(働き方によって上限が違う)
会社員の方は、会社に企業年金があるかどうかで上限が変わります。勤め先の人事部門に確認してみましょう。
⑤手数料
- NISA:口座の開設・維持に手数料なし
- iDeCo:加入時に約2800円、毎月171円〜の手数料がかかる
iDeCoは毎月コストがかかりますが、節税メリットの方が大きいので、多くの方にとってはプラスになります。
結局、どっちを選べばいい?
迷ったときは、次の基準で考えてみてください。
NISAがおすすめな人
- まだ貯金が少なく、急な出費に不安がある
- 5〜10年後に使う予定のお金を増やしたい
- 投資を気軽に始めてみたい
iDeCoがおすすめな人
- すでに生活防衛資金(生活費の半年分程度)がある
- 老後資金をしっかり準備したい
- 年収が高く、節税効果を最大限活かしたい
両方やるのがベスト
実は、余裕がある方はNISAとiDeCoの両方を活用するのが一番お得です。
おすすめの順番は以下のとおりです。
- ①まずは生活費3〜6ヶ月分の貯金を確保
- ②NISAで毎月の積立投資をスタート
- ③余裕ができたらiDeCoも追加
無理のない範囲で、コツコツ続けることが大切です。
まとめ
NISAとiDeCoの違いをおさらいしましょう。
- NISAは「いつでも引き出せる」自由度の高い制度。運用益が非課税になる
- iDeCoは「60歳まで引き出せない」老後専用の制度。掛け金の節税効果が大きい
- 迷ったらまずNISAから。余裕があれば両方活用するのがベスト
どちらも国が用意した「税金がお得になる制度」です。使わないのはもったいないので、ぜひ自分に合った方法で始めてみてください。
最初は少額からでOKです。毎月5000円からでも、10年、20年と続ければ大きな差になります。将来の自分のために、今日から一歩踏み出してみましょう。
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