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先日、父は亡くなりました。父のことで少し語ってみようと思います。

僕「うちの父って、ほんと感情が読めない」

ずっとそう思ってた。

会話は必要最低限。

褒められた記憶、ゼロ。

学校の行事も、来たか来てないか覚えてない。

どこか“遠い人”って感じだった。

母とはよく笑ってたけど、

父とは距離があって、

「嫌われてるのかな」って思ったことすらあった。


🍱でも、ある日。

高校生の頃、部活帰りに駅で電車を待ってたとき。

急に空が真っ暗になって、大雨が降ってきた☔

折りたたみ傘、忘れてた。

最寄りから家まで15分。

びしょ濡れ確定のやつ。

仕方ないか…と諦めて電車に乗ったら、

ホームの出口のところで、

ひとり傘を持って立ってる人がいた。

よく見たら――

お父さんだった。


僕「えっ…!?なんで…?」

父「…雨、急だったろ」

そう言って、

自分の傘を差し出して、

自分はカバンで頭を覆いながら歩き出した。

こっちはもう、驚きすぎてついていくしかない。


🏠帰宅後、こっそり母に聞いた。

僕「お父さん、駅に迎え来たの?どうして?」

母「…あんたの制服、乾くの時間かかるでしょ。

明日また着るからって言って出てったよ」

……え、そんな理由?🥹

怒りもせず、何も言わず、

ただ“雨に濡れるのを避けさせたかった”だけ。


💬あのとき、初めて知った。

父は言葉で愛を伝える人じゃなかった。

でも、行動でちゃんと伝えてくれてたんだって。

・部活の遠征の日、駅まで無言で送ってくれたこと

・冬、僕の自転車のサドルだけ乾いてたこと

・深夜、勉強してたら台所にそっと置かれたカップラーメン🍜

どれもこれも、「それってもしかして…」って

後から気づくような、不器用すぎる優しさだった。


🛠️父の愛は、“静かに強い”

それに気づいたら、

“ありがとう”って言いたい場面が山ほどあったのに、

気づくのが遅くて、言えなかったことがちょっと悔しい。

でも、最近やっと、

ちょっとずつ話すようになった。

会話は相変わらず短いけど、

たまに「元気か?」って聞かれたり、

ご飯を多めによそってくれたりする。

たぶんそれが、

父なりの「嬉しい」や「心配」なんだろうな。


✨まとめ:愛は、言葉だけじゃない。

父のことをずっと「怖い」「冷たい」って思ってたけど、

実は“あたたかい背中”を、ずっと見せてくれてた。

大人になってやっと、

「言葉にしない優しさ」に気づけた。

今はまだ恥ずかしくて伝えられないけど、

いつかちゃんと面と向かって言いたい。

**「お父さん、ありがとう」**って。


手紙を書いてみようと思います

お父さんへ。

この手紙、きっと本人には渡さない。

でも、どうしても言葉にしたくなったから、

ここに書いておきます。


小さい頃、

僕はずっと“お父さんって怖い人”だと思ってた。

無口で、ちょっとぶっきらぼうで、

「勉強しろ」って言うだけで、

ほめてくれた記憶なんて、たぶん一回もない。

友達の家のお父さんみたいに、

一緒に遊んでくれるわけでもないし、

運動会で写真撮ってくれるわけでもなかった。

なんか、ずっと距離があった。


でも、大人になってから気づいた。

僕が夜中まで勉強してたとき、

リビングの明かりをつけたままにしてくれてたのは、お父さんだった。

誕生日の夜、

何も言わずにコンビニのケーキをテーブルに置いてたのも、たぶんお父さん。

僕が失敗して落ち込んでたとき、

無言でポンって背中を叩いてくれた手の重み、

今でも覚えてる。


お父さん。

あなたは、言葉にしない優しさを、

ずっとくれてたんだね。

僕はずっと気づけなかった。

「分かりやすい愛」しか見えてなかったから。

でもようやく、大人になって、

“不器用な愛”ほど深いんだって分かるようになったよ。


社会に出て、

「父親ってすごい」って実感することが増えた。

朝早くから夜遅くまで働いて、

疲れてても文句言わず、

毎月当たり前のように生活を支えてくれた人。

それがどれだけすごいことか、

今ならわかる。

あなたの背中は、やっぱり強かった。


もし今、目の前にお父さんがいたら、

言いたいことがある。

「ありがとう」

そして

「ごめんね」

思春期にぶつかってしまったこと、

無視したこと、

ちゃんと話さなかったこと――

本当はもっと、

一緒に笑いたかったんだ。


最近、少しだけだけど話せるようになって、

「お前、元気か?」って聞いてくれたのがすごく嬉しかった。

僕は、あの一言で、

「まだ間に合うかもしれない」って思った。

だから、これから少しずつでもいい。

ゆっくりでもいい。

ちゃんと、向き合っていきたい。

少しずつでも、「親子」って関係を更新していきたい。


お父さん。

あなたは、僕の「ヒーロー」でした。

たぶん、これからもずっと。

言葉では不器用だったけど、

行動で全部、伝わってました。

…気づくのが遅くてごめんね。

でも気づけて、本当によかった。


これからは、僕があなたを守る番かもしれないね。

そのときは、ちゃんと頼ってよ。

がんばってるお父さんに、今、心から伝えたい。

「ありがとう。あなたの子でよかった。」

そして…..

病魔と戦い静かに息を引き取りました。

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